夢球場第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会

優勝おめでとう!明桜高校(2年ぶり11度目)

7月27日(木)/決勝

こまちスタジアム

1 2 3 4 5 6 7 8 9
秋田商業 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
明桜 0 0 0 0 0 0 5 0 X 5
1 2 3 4 5 6 7 8 9
秋田商業 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
明桜 0 0 0 0 0 0 5 0 X 5
試合終了

【秋田商業】松橋星羅→三浦凛月→松橋星羅―齊藤友紀
【明桜】難波佑聖→松橋裕次郎→加藤悠羽―吉川新汰
【二塁打】寺門史優、越川颯真(秋田商業) 土田亮太、吉川新汰(明桜)

第1シードと第2シードの戦いとなった決勝戦。
秋田商業は初回、トップバッター打撃好調な寺門がプレイボールのサイレンが鳴りやむ前の初球をライト前に運ぶ。しかし、明桜の先発エース難波は先制は許さない。
秋田商業の先発もエース松橋星羅、全ての試合で先発を任された絶対的エースだ。松橋は四球やヒットを許しながらも要所を締めるピッチング。味方の好守備にも助けられ、明桜に得点を許さない。
0対0で迎えた5回表、秋田商業はこの回トップの1番寺門が右中間への二塁打で出塁すると、2番原田のバントが内野安打となり三塁一塁。原田は次打者の三塁ファールフライで二塁を奪い三塁二塁とすると、4番川井がライト前にタイムリー、ライトがもたつく間に二塁ランナーも還り2点を先制する。
6回までヒット2本に抑えていた秋田商業の松橋は、7回ウラ二死からコントロールを乱し、3連続四球で満塁のピンチ。打席には明桜2番土田。打った瞬間抜けたと思ったという打球は右中間への走者一掃となるタイムリー二塁打、2対3と明桜が逆転する。さらに四球を与えたところで、投手交代、アンダースローの三浦にスイッチする。バッターは4番吉川、三浦の高めのボールにうまく合わせた打球は左中間への二塁打となりさらに2点、明桜が2対5とリードを広げた。明桜は8回からマウンドに上がった加藤悠羽が8回9回の秋田商業の攻撃を0点に抑え勝利。明桜が2年ぶり11回目の優勝を飾った。