愛の鈴

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にかほ市商工会女性部のお母さんたちが作っているのは…黄色い愛の鈴。
それは、幼い子供を交通事故から守りたいという願い。

板垣喜代子さん「11月の中頃にみんな全部集めて講習会して、空いた時間を見つけて編んでもらうかたちなんですよ。」

始まったのは昭和50年代後半の事・・・。
この地域で起きた悲しい交通事故。

板垣さん「やっぱり、ちょっと辛い思い出になっている人もいるので。」

二度と辛い出来事が起きないように、苦しむ人が出ないように、お母さんたちは想いを込めて毛糸に鈴を編み込んでいきます。その数はおよそ200個。

板垣さん「私の子供、この鈴、学校から貰って来た。これを知った時は凄く感動しました。」

この愛の鈴を作るようになってから、子どもの交通事故は・・・。

板垣さん「そうですね。無くなったって私は聞いていますね。とっても良い音出して、子供が帰ってくる音聞いたりとか、行ってきま~すって走っていく音とか。鈴でこうちょっと確認しながら」

40年近い歳月、小学校に入学する子どものために作られてきた愛の鈴は交通安全協会から各小学校に届けられ子ども達に配られます。

板垣さん「子供たちが元気に通ってもらえればな~って思いで作っています。」

愛の鈴は、お母さんたちと子供を繋ぐ絆のお守り。
2019年03月14日
 

木曽石の銭梵天

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秋田市太平木曽石の梵天。
その歴史は文久3年(西暦1863年)にまで遡ります。
三吉睦会会長の冨野晃さんは、この神事に関わり続けて40年以上…。

冨野さん「1年間の無病息災を祈ったやつが、こう続いてきているのかなと思うんですよ。」

準備は1週間前からスタートしました。睦会の梵天は、50円硬貨や5円硬貨が縫い合わされた銭梵天。それはとても地道な作業。

冨野さん「阿吽の呼吸で出来るんで。まぁそれがひとつの培ってきた歴史なのかなと。」

男たちは、互いに声をかけ合いながら梵天を作っていきます。

冨野さん「コツコツコツコツやるざるをえないんで。入ってしまうともうモチベーションあがってくるんでそのまま流れに乗って奉納までずっといっちゃうんですけども。」

歴史ある「ふるさとの伝統行事」…。その火を消さないために、志を同じくする人たちが集い、想いを込めて作り上げられた銭梵天。
そして迎えた2月21日。木曽石の梵天は三吉神社に奉納されます。

冨野さん「無事にあがってほっとしたところです。無病息災家内安全を願ってですね。皆が今年1年幸せに暮らしていければなぁと思っています。」

歴史を守り、共に暮らす人々の幸せを祈る。
手作りされた梵天は、地域を繋ぐ絆のかたち。
2019年02月28日
 

姉妹の店

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秋田市広面の小さなカフェ。営んでいるのは姉妹です。

めぐみさん(姉)「親が自営をずっとやっていたので、自分でなにかをしたいなという気持ちは子供の頃から…。自然とそう思っていました。」

支え合う両親の姿を見て育った姉妹は、家族でチカラを合わせて生きる事を当たり前だと感じていました。

妹「仕事を一緒に。誰かとやるなら姉とやろうと思っていました。」
姉「同じような事を考えていたという感じですかね」

そんな想いは、この場所をみつけた時に加速します。

妹「姉と御飯を食べにこうフラっと来た時に、たまたまここの箱がこう、何もお店が無くて募集になっていたので。」

姉妹のリフォームが始まりました。

姉「こういう壁紙貼りたいねとかなんて言って貼りだして。今度は木を買ってきて、初めての鋸で慣れない事だらけで大変だったんですけど、毎日でも凄く楽しかったです。」
妹「何年か先、色んな事をこう…思い出をこう…お客様と共有していける空間にはしていきたいなとは思っています。」
  
そして去年11月、二人で作り上げたカフェはオープンします。

妹「まずここからのスタートなので。」
姉「ここが原点になっていくので。」

新しい夢の一歩を踏み出した二人。
このカフェは、姉妹の絆のかたち。
2019年02月14日
 

絆の交差点

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八郎潟町に朝がやってきました。町の中心部の交差点に制服姿の人が集まってきます。そして交通指導車から降りて来たのが、指導隊隊長 高橋秀一さんです。

高橋さん「この町さいる以上は、なにがボランティア活動してみないとなぁて感じで入ったのが、ずっとそのまま続いてきたって感じだな。」

20代で始めたボランティア活動も、まもなく50年…。
それは時代が車社会に以降していく過渡期の事…。

高橋さん「子供さん、できるだけ交通事故に合わせない、というような感じで。」

現在15人ほどで活動している交通指導隊。その想いは子供たちが元気で安全に登校して欲しいという一心。でも年々活動に参加してくれる人は減っています。そこで今は役場の職員も手伝うようになりました。

高橋さん「役場の人がた入ってくれなければ、ホントに成り立っていかないです。」

交差点の四隅に立ち、子供たちに声をかける指導隊の人たち。

隊員「しょぼんとしている子がいれば、おはよ!元気でな!って言う話はするけどね。」

この交差点で、地域の子どもの成長を見守って来た高橋さん。

高橋さん「やっぱり、子供さんは…この町の宝ですからね…やっぱり。」

真冬でも真夏でも、高橋さんたちはここに立ち続けます。
この場所は、地域と子供を繋ぐ絆の交差点。
2019年01月24日
 

民謡

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篠笛(しのぶえ)の音色…。奏でているのは小松雅弥さん。

小松さん「高校に入って、郷土芸能部に入部して横笛を始めました。」

小松さんは、大仙市太田に生まれ育ちます。
幼い頃から民謡はいつも身近にありました。

小松さん「私、おばあちゃん子 お爺ちゃん子だったので、お婆ちゃんと一緒にお出かけする時とかは必ずお婆ちゃん口ずさんでいたのでそれでですね。耳にしていた感じです。」

そんな小松さんの子守歌は、お婆ちゃんが唄う民謡。でも…。

お婆ちゃん「なかなか寝付かないので秋田おばことか、生保内節とか、歌ったら寝るかと思って 子守歌代わりに。そしたら返って目冴えて、手を叩いて拍子とってきて。」

小松さんは高校在学中に鈴木香織社中に加入。本格的に民謡を習い始めます。それは、民謡が大好きなお婆ちゃんへの恩返し。今日も仲間たちと共に、練習は夜遅くまで続きます。

小松さん「楽譜が無いんですけど、師匠とかあと先輩の指を見て覚えて。で自分が発表で吹いて、やっぱ拍手をもらうと嬉しいし、達成感もあるし。」

奏でる喜びを教えてくれたのは、お婆ちゃん…。

お婆ちゃん「ここまで育ててくれた感謝と、あとまず、これからも宜しくお願いしますという思いですね。感謝しています。」

篠笛の音は、お婆ちゃんと孫を繋ぐ絆の音色。
2019年01月10日
 

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