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20171020.jpg 地域おこし協力隊というものを皆さんご存じだと思う。私も存在自体は知っていたし、活動の様子もニュースなどで目にする機会はあった。しかし、実際に活動している人に会ったことはなかった。

 ところが今回、東京から移住して県内で活動している協力隊の一人を取材することになったのだ。

 そしていきなり「クアオルト」「気候性地形療法」ときた。何のこっちゃである。聞けば、ドイツを発祥とした療養、保養らしい。それを三種町が住民の健康づくりや交流人口の拡大のため、数年前から実施しているとのこと。協力隊の方はその整備の手伝いをしていて、実にわかりやすく説明してくれた。一緒にウォーキングをしたのだが、なかなか心地よかった。温泉や農業体験などと組み合わせて都市部の人々を呼び込む作戦らしい。魅力的なプランのはずである。

 ぜひ積極的に進めてもらいたいものだと思ったら、かの人は今は喫茶店のマスターをやっていると言う。再び何のこっちゃであるが、白シャツに黒いボウタイでいれてくれたコーヒーはうまかった。しかもそれも協力隊としての地域活性化の活動なのだそうだ。うーん、地域おこし協力隊、おもしろそうである。

(朝日新聞秋田版 2017年10月20日掲載)