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20170519.jpg ツバメが青空に黒い軌跡を残しながら、つうと飛ぶ様子を見るにつけ、もうじき夏だなあ、としみじみ思う5月後半。初夏でショカ......。どうしても、こういうことが言いたくなる。というか、勝手に出てくる。

 言葉を覚えたての子供がその音の面白さに喜び、繰り返すような。また年月を重ね、語彙(ごい)が豊富になり、様々な言葉の組み合わせや変化が増えたこと。ダジャレの発生要因は主にこの二つではないかと思っているのだが......。平たく言えば、中身が子供のまま大人になったってことですかね。

 そんな私は子供の頃から理科とかSFが大好きで、講談社ブルーバックスで相対論なんかを読んでいた。数学がダメで結局文系に進んだが、理系に対する憧れみたいなものは常にある。

 今回、番組で訪問したのが大曲工業高校土木研究同好会。土木も興味がある分野だ。材料の混合、重量や熱による変化、今までそこになかったものを作り出す。いかにもモノを操る感じがすてきだ。

 はたして、全く意外で面白いものが私を待っていた。コンクリートとカヌー。どちらも好きだが、一緒になっているのは初めてだ。


(朝日新聞秋田版 2017年5月19日掲載)