あいたいAAB

千田 まゆこ

紫色の熱狂 金足農の夏

この夏は金足農フィーバーがすべてだったと言っても過言ではありません。甲子園で勝ち進むたびに盛り上がりが大きくなり、ついには決勝進出。「トレタテ!」の出演者も、金足農カラーの紫を意識した服装をしていました。

「せっかくだもの、見た目からも盛り上がろう」。でも、紫色の服、持っていないのです。スタイリストさんに急きょお願いしましたが、到着が間に合わなかった日に着たのがこの服。藤盛由果アナから借りた、濃い紫色のワンピースです。AABのマスコットキャラクター「ミーチュー」のはちまきもおそろいで作ってみました。

金足農に紫色の熱狂。何だか記憶の片隅にあるぞ。金足農は私の父の母校。小学生の時、八橋球場で父と秋田大会を見ました。甲子園でPL学園と戦った34年前の夏です。紫色のメガホンが弾んで、皆が熱くなっていたのをぼんやり思い出しました。

金足農フィーバーのおかげで、テレビ朝日系列会議の懇親会で乾杯の音頭に指名されたり、パブリックビューイングやチーム凱旋のリポートを全国放送で見た遠方の友人たちからメールをもらったり。今年の夏の記憶は紫色と共にあります。華やかな、それでいて気持ちが引き締まる色ですね。

(朝日新聞秋田版 2018年09月12日掲載)

千田 まゆこ

面接 力を抜いて臨んで

今年も、大学生の就職採用試験が始まっていますね。アナウンサーの採用試験はちょっと特殊かもしれません。ニュース原稿を読む試験があります。滑舌の良さと、聞きやすく原稿を読めることが求められるからです。さらに、わざと読みにくい言葉や誤読しやすい漢字がある原稿を用意します。ミスした時に出るとっさの表情に、素が出ます。

AABの夕方ニュース「トレタテ!」で私とコンビを組む山下右恭アナに初めて会ったのは、2年前の採用面接試験でした。履歴書の写真ではちょっと軽いノリの学生に見えていたのですが(ごめんごめん)、面接ではとてもまじめで素直で必死でした。

ハキハキした原稿読みは、試験の時から既に身についていたものです。なんと言っても印象に残ったのが「笑顔」。今でもそれは強みで、疲れ切っている時も失敗した時も、放送を笑顔で乗り切る精神力(笑顔でごまかしている?)は素晴らしいと思います。終了後は激しく落ち込んでいますが……。

面接担当者と受験生も、入社すると同じ目標に向かって働く同僚です。私は山下アナに助けられることがたくさんあります。いま必死に採用試験に臨んでいるみなさん、面接担当者はエライわけではありませんよ。リラックスして臨んでくださいね。

(朝日新聞秋田版 2018年06月20日掲載)

千田 まゆこ

手相トークにノリノリ

先日、「イオンモール秋田25周年記念 AABトレタテ!トークショー」を開催しました。ゲストに手相芸人の島田秀平さんを迎えて、開運手相トークで盛り上がりましたよ。

実は私、運勢や占いを気にしないタイプ。雑誌の星占いや運勢のページは読み飛ばします。「人生はいろいろ。私の運勢は私だけのものだ!」という、根拠のない自信がありました。どれが生命線かすら知らなかったのですが、初めて手相を見てもらうと、面白くなりました。生き生きとした島田さんのトークに引き込まれたからです。さすが芸人さん。

私の手相には、なんと天下取りの手相とも言われる「ますかけ線」がありました!手のひらを真横に伸びる線で、強運の持ち主なんですって。幸運を手放さないように謙虚に生きていこうっと。

「トレタテ!」の相方の山下右恭アナは頭脳線が短かったものの(笑)、カリスマ性を示す線がありました。納得です。考えるより感じて動くことが吉と出るそうです。

4月にリニューアルした「トレタテ!」。月曜と火曜は全くタイプが違う2人が、お互いに足りないところを補って、しっかりニュースをお届けしますよ。……私が尻に敷いているかも。

(朝日新聞秋田版 2018年05月09日掲載)

千田 まゆこ

新しい靴 気分うきうき

雪がとけたので、新しい靴をおろしました。私は外反母趾が悩みで、靴選びにはとても慎重です。

10年以上愛用しているのは、スポーツメーカーのウォーキングシューズ。カジュアルすぎず、スーツにも合うデザインがあるのがうれしいです。靴の中が低反発素材で足を包み込むようにフィットし、靴底全体がしなるので歩きやすい! 長距離を歩くと足が痛くなることが多かったのですが、この靴に出会ってからは、そんなつらさもなくなりました。足に合う靴がこんなに快適だとは。

子どもたちも冬の防水靴からスニーカーに履き替えようとしたのですが、口々に「足が痛い」「きつい」と大騒ぎ。冬の間にずいぶん成長したようで、一気に子ども2人分の靴を買い替えることに……。財布にはつらい春ですね。上の子はひと冬で私の足のサイズを大きく超えてしまい、子どもの靴売り場には合うサイズがもうありません。あれやこれやと試着し、2人ともやっとお気に入りを見つけることができました。

新しい靴を履くと、うきうきした気分になりますよね。秋田にも遅い春がやってきています。足元から軽やかになって、新年度のスタートはもうすぐです。

(朝日新聞秋田版 2018年03月16日掲載)

千田 まゆこ

同窓生 それぞれの人生

母校・秋田高校の同窓会がありました。なんと卒業して25年。450人の同窓生のうち、およそ100人が参加しました。懐かしい先生も3人。クラスごとにテーブルに着くと、あっと言う間にあの頃のみんなの顔を思い出せました。

私の隣の男性、見覚えがある方もいるのでは? 県内某テレビ局でアナウンサーをしていた藤田智彦君です。見た目は基本的に変わらないですね。声も相変わらずよく通る張りのある声でした。実は私たち、高校3年生の時に同じクラスだったのです。就職してからこの仕事ならではの悩みを話したなあ、そういえば。藤田君はその後国内外で働き、今は関西大学で日本語を教える仕事をしているそうです。

久々に同窓生と話をすると、生き方が多様で面白いです。会社を継いだ人、立ち上げた人、ケーキ職人、公務員として秋田のために頑張っている人、介護職員、Aターンしてきたばかりの人もいました。

同じ校舎で同じ授業を受けていたのに、それぞれの人生はこんなにも広がっていくって不思議です。また5年後に会えるのを楽しみにしています。その頃、私はどこで何をしているかなあ。

(朝日新聞秋田版 2018年02月02日掲載)

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